「夏でも乗れるデルタ」考察Ⅱ

確実に効くのは、コンデンサー。
でも、普通に今どきの国産車に乗る人からは理解されない、デルタの夏。

ということで、A/Cエバポレーター

A/Cコンデンサーはお陰様で大好評をいただき、2匹目のドジョウではないが、エバポレーターも国産の高効率コアを使用し製作してみた。
エバポレーターとは冷媒ガスがこの部品のなかで気化し、コアが冷却され風がここを通過し冷たい風になるというモノだ。
ただ、コレを交換するにはエアコンユニットケースを、取り外さないと作業できないので、そのためだけの作業だと工賃が嵩んでしまう。
なので、他の作業があるときに同時交換をお薦めする。
季節も季節なので今交換しても効果はわからないだろう・・・。

と、当時(2009年の冬)はしめくくったものの、この10年で確実に温暖化は進んでおり、長梅雨の今年は湿度も気温もかなりキツい。
しかも、(さすがにマスクは外すが)コロナと熱中症の2重のリスクがあるので、デルタ乗りは外出できないか、セカンドカーにしか乗れない。

真夏・渋滞には、デルタは乗れない?!

真夏の炎天下、しかも渋滞に遭遇しようものなら、水温計とにらめっこ。である。
デルタ乗りは自身や家族の心配よりもオーバーヒートやラジエーターファンが動き続ける事を祈るばかり。笑

路肩に止めて炎天下にJAFを呼んだ日には、2度と家族は(恋人は)乗ってくれない。笑

一方、イタリア製外車をはじめ、2000年代以降の車両は皆真夏でも涼しいのが当り前なんである。

エアコンレスの強者もいるが、、、

エアコンを取るとコンデンサーの発熱もないので、水温には優しかったりする。ナンバーも取り、家族を顧みる必要がない猛者にはうってつけであるが、それでも真夏の渋滞は厳しい。

昭和の掃除機よりも確実にうるさいラジエーターファンや、強力ゆえに溶断・溶着するファンスイッチ、そしてエアロダイナミクスなんて考慮なく穴を空けまくったデルタ。
でも、現代は色々と解決策が整ってきた。

とりとめのない文章になってしまったが、彼女・家族を乗せる必要があったり、真夏に熱中症やJAFのお世話になりたくないデルタ乗りは、一度来店してみてはどうだろうか。
(遠方からの来店は、10月まで待った方が良いかも。。。という暑い夏になってしまったので、時すでに遅し?!)

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「夏でも乗れるデルタ」考察Ⅰ

気づけば国産コアのコンデンサー発売から13年が経過…

GW明けくらいから祇園祭やお盆休みが近づくと、今でも数件の問い合わせと注文をいただくエアコンコンデンサー。

ランチアデルタ用エアコンコンデンサー

今年は、と言うと、非常事態宣言やステイホームでそれどころじゃない雰囲気だが、気温よりも長梅雨の湿度が尋常ではない。ガレージに収まっている恵まれたデルタでも「久しぶりにドアを開けたらベタベタになっていた。」という話を聞くほどである。

Corsomache(コルソマルケ)の修理日報 を振り返ってみた。

この corsomarche.com の前身「修理日報」もいつまであるかわからないので、思い出しながら(大掃除中に発見した雑誌のように作業が止まる。笑)、このブログにまとめておこうと思う。

 

ホームページには、受注・制作可能なオリジナルパーツを整理しつつ、新たな企画/開発商品の掲載を進める予定

ということで、もちろんコンデンサーは今でも制作可能です。世代交代したデルタオーナー、エアコンが効かない!とご家族から責められている未装着のデルタは、ぜひとも相談ください。

A/Cコンデンサ

夏に涼しいデルタにエアコンコンデンサ

黒の放熱塗装バージョンノーマルタイプのコアを変更し薄く仕上げ、取り付け時の加工を極力減らしました。見た目も美しく、冷却性能もノーマルタイプと同等です。
(個体差により若干の加工が必要となる場合があります。)
重量 1.4Kg